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Category: 病院  

リップの手術

10月27日
20:00頃富山を出発。手術に向けて20:00までリップに食事を摂らせました。後は固形物は禁止。水分は夜中までは大丈夫です。手術当日の朝は水分は舐める程度(潤す程度)。
今回もチャッピーはviviママ、ロッタは訓練士Aさん に預けました。長い間お世話になります、そしてありがとう!
何度かトイレ休憩を取り、高坂インターで仮眠。

10月28日
手術当日。8時半頃麻布大学附属当物病院に到着。9時半の予約時間まで待機。
27日の夜からうんちをしないリップ。なんとかしないかと病院の周りを少し歩かせてみてもしない・・・。これから手術なのに大丈夫かな・・・。
10時頃診察室に呼ばれて担当の信田先生より手術の説明がありました。リップの手術は4番目になるそうで、午後になるとの事。以前お話していたように、手術をする前に麻酔をかけ、CTを撮ります。。CTを撮ったらすぐに説明がありますので、待合室で待機していて下さいとの事でした。そのままリップを預けました。そして同意書にサインと印鑑。

14時過ぎに診察室に呼ばれ、CTの画像を見ながら信田先生より説明がありました。診察室に入った時・・・先生の顔は曇っていました・・・。
CTは、レントゲンでは写らない部分もはっきりと写ります。その画像での腫瘍は大変大きく、肺や肝臓を押しやり、その臓器の形が変形して写っていました。こんなに肺を圧迫して・・・リップ、苦しくなかったのだろうか・・?信田先生は、ここまで大きくなっているとなると、肺まで腫瘍が入り込み、肺にくっついてしまっている可能性があります。そうなると、腫瘍は全部取りきれないし、肺の近くを取る時に、肺を傷つけて出血を起こしそのまま死んでしまうかもしれませんと言われました。いずれにせよ命に関わる大変な手術になりますので、飼い主さんには覚悟してもらわなくてはいけません、と言われました。このまま手術しない選択をするのも一つです・・・・といわれました。今麻酔がかかっている状態なので、決めるのは大変難しい事だと思いますが、すぐに決めてもらえますか?と。
・・・・・こんなに大きくなっている腫瘍。このままにしておけば、更に大きくなり、リップはきっと苦しむ事になることは私が見ても明白な事でした。腫瘍はきっと取れる、そう信じて、「・・・手術をお願いします・・」そう答えました。信田先生は、「わかりました、それでは全力を尽くします!」そうおっしゃって奥の手術室へと入って行かれました。14:20過ぎ、手術は始まりました・・。

手術の見学は希望しなかったので、待合室で待機していました。

もっと早く手術の選択をしてあげていたら、こんな大変な事にはならなかったのに・・・。リップがもし死んでしまったら、私のせいだ!私のせいだ!あんなにいい子なのに、これからも幸せにならなくてはいけない子なのに、私のせいだ・・・もしかしたら手術をしなかったらまだしばらくは生きられてかもしれないのに、この選択は間違っていたのではないだろうか・・・?私はリップにとって最善の選択が出来たのだろうか?そんな事ばかりが頭の中をぐるぐる回り、ただただどうか助けて下さいと祈るしかありませんでした。

1時間程経過した頃、診察室の扉が勢いよく開いたかと思うと、信田先生の笑顔が。「Nさん、取れましたよ!」信田先生の弾んだ声が、待合室に響き渡りました。急いで診察室に入って行くと、トレーの上にたった今取ったばかりの腫瘍がありました。ゴルフボールを二回りくらい大きくしたような、ごつごつした球体でした。表面はつるっとした感じ。開いてみると、腫瘍と臓器は、その間を指も通せるくらいにくっついていなかったそうです。なので肺や肝臓を触ることなく腫瘍は取りきれたそうです。その腫瘍には肋骨の一部(二本)も含まれていました。今のリップは、肋骨の一部がない状態です。
信田先生は、「腫瘍は無事に取れましたよ。予定の時間よりも早く済みました。これで大きな山は一つ越えたね!後は病理検査に出して、どれくらい悪いものか調べましょうね」とおっしゃいました。後は合併症などがなく、順調なら30日に退院です。あと1時間弱くらいで麻酔から醒めると思いますので、会ってあげて下さいね、とおっしゃいました。本当に永遠に続くのではないかと思った程長く感じられた手術でした。

1時間後、リップに会いに・・・。朦朧としながらも目が開いているリップ。何度か立ち上がろうとしていました。助手の先生は、肋骨も一部取る大きな手術でしたので、本人にはかなりの痛みがあります。ですので、麻薬系の鎮痛剤を入れてあります、とおっしゃいました。意識がはっきりして、私達が傍にいるのがわかると興奮してはいけないので、何度かなでてから、部屋を出ました。部屋を出た途端、涙がこぼれました。安堵感と、助けて頂いた感謝の気持ちで一杯でした。リップ、生きていてくれてありがとう・・・!

10月29日
面会の為病院へ。助手の先生にお伺いしたところ、合併症などの心配もなく、今の所順調です。食欲はありませんが水は飲んでいます。しかし飼い主さんが顔を見せると興奮してしまう可能性が高いので、せっかく来て頂きましたが面会はやめておかれたほうがいいと思います。予定通り30日には退院できる予定です、との事。明日一緒に帰れると思うと、嬉しい気持ちで一杯でした。リップにはとても会いたかったけど、傷にさわると大変なので、この日はホテルに帰る事にしました。

10月30日
いよいよ退院へ。リップを預かる前に助手の先生から説明です。今傷口にはデュロテップパッチというものが貼ってあります。これはモルヒネ系のパッチで、72時間じわりじわりと薬が効いています。ですので11/1(日)の朝には包帯を外してからパッチを取り外し、消毒をしてそのあと軟膏をつけてください。ご自宅でやるのが難しければホームドクターに頼んで下さい。薬は痰が出やすくする薬と炎症を抑える薬。朝晩あげて下さい・・・等々。akotan間違えないようにメモをしました。
因みにこのパッチ、自宅で取った場合は勝手に捨てる事が出来ません。遠方の大学病院に持っていくわけにはいかないので、ホームドクターに医療廃棄物として受け取り・破棄するようにという旨の指示書を頂きました。

しばらく待合室で待機。助手の先生がリップを連れてきてくれました。

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食事を摂っていないせいか、ちょっと小さく感じられたリップ。置いていかれた事に、不満を感じて怒っているようにも感じられました。それでも私が顔を近づけると、いつものように力強く顔を舐めてくれました

[診療明細]

再診料        3000円
注射料 点滴料  9618円
麻酔料       18375円
病理組織検査   8400円
内服薬         947円
外用薬        3594円
その他        1729円
レントゲン検査   19200円
入院料       12600円
CT検査      31500円
手術料      157500円
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計         266,463円

精算を済ませ、ゆっくり運転して自宅へ向かいます。

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車内でのリップ。念のためおむつをつけておきました。このまま動かなかったのですが、2時間後くらいにおしっこをさせようと外に出すと、おむつの中でおしっこをしていました。どうやら横になったまましたらしいです。リップがこのままの状態でおしっこをしたのは初めて。よっぽど動くのが辛いのだろうなと思いました。スピードをあまり出さず、8時間くらいかけて富山に到着しました。途中でホームドクターからもリップの様子を確認するお電話がありました。

自宅では、ほとんどベッドで寝ています。でも食欲もあり、元気です。なるべく動き回らないように安静にしておかなくてはいけないので、今後も注意してみてあげないといけません。こんなに小さな身体で、本当に頑張ってくれました。リップ、本当にありがとう・・・!大好きだよ、まだまだずっと一緒にいようね。


まだこの病と闘っていかなくてはいけませんが、手術という一つの大きな山を越えて、ひとまず心からホッとしています。ホームドクター、そして麻布大学附属動物病院の信田先生、スタッフの皆様には感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
そして応援して下さった皆様・・・。お電話やメールが沢山きました。ご心配して下さってありがとうございます。皆さんの願いやお祈りが、きっと手術成功につながったのだと思います。本当にありがとうございました。

これからは、回復に向かって元気な様子をお伝え出来れば、と思っています。

またこちらに会いに来てやって下さいね!


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